祐介先生、牟田さん、こんばんは
祐介先生、先日の土曜日は大変お疲れさまでした。
私達ハローアルソンは3月22日土曜日、ハロアルの事務局でもあります、長野県御代田町、エコール御代田にて、今年2月におこなわれた現地活動の報告会をおこないました。この報告会は毎年帰国後必ず行われるもので、一年間を通じて様々な呼びかけ、ご協力をお願いし、無事皆さんのお陰で現地活動が終了した後、その感謝の気持ちを込めて現地の様子や、高校生たちの感想や成長を皆さんに見て頂く会です。
今年も多くの方がご来場くださりました。特に発表する高校生たちのご両親が例年よりも多くご参加くださり、現地活動を通じて成長した我が子の発表を見ながら、涙ぐむご親御さんたちもいらっしゃいました。
しかし、祐介先生、ほっとしましたね。この番組でもお馴染みのハロアル会長林先生が、2月の活動後、胃癌の手術をされましたが、実は私は直接お声を聞き、お会いするのが初めてでした。少しお痩せになってはおりましたが、お顔の色も良くお元気そうで何よりでした。
発表は各係のメンバーたちがそれぞれの立場から現地の様子をしっかりと伝えてくれましたが、何と言っても高校生たちの発表は素晴らしかったですね。フィリピンのスラムの現状から多くのことを感じ、そして歯ブラシ1本さえも買うことができない貧困から自分たちの今までの生き方を反省し、この経験をこれからの未来にどのように役立てるかを真剣に語ってくれました。
しかし、改めて1年間の活動を振り返ると反省するべき事、見直さなければならない事が多くあります。特にこの報告会については原則として現地活動参加者全員が参加をすることを約束事として募集要項に記載され出発前の会議でもお願いしています。ですが、実際の参加率を見ると高校生を除く大人の方々の参加は約3分の1程度でした。これもひとえに私達ハロアルの本気度、魅力度をまだまだ伝えられていないということに尽きます。好きなアーティストだったり、夢の国ランドに遊びに行くなら飛行機に乗ってでも行くはずです。まさにハロアルがまだまだその域には達しておらず、これから来年の20周年に向けてもっとたくさんの人達に来場していただき、そして現地行った仲間たちにも来てもらえるように考えなければなりませんね。
祐介先生、今回の報告会で2025年度の全ての活動が終了しました。
私は既に今朝、現地メンバーのリッキー氏にこの報告をし、来年度に向けて更なる活動の約束と予定を話し合いました。
来年はハロアルボランティアに新たな活動も加わる予定です。私ももう一度初心に帰りハロアルの原点を見つめ直しながら頑張っていこうと思います。
2025年3月28日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人