2025.02.28 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さん、こんばんは

 

 27日から行われた19回目のハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動からすでに2週間以上経過しました。

 現在、事務局では今回参加をされた110名の活動の感想文が集計され、愛知支部の加藤先生、そして大学生の榎本さんを中心に構成や誤字脱字の添削が行われています。

ようやく加藤の出番がやってきたという感じですが、約1300文字、原稿用紙3,4枚分の感想文、110人分をチェックするのですから、大変な作業です。しかし、祐介先生もわかるようにこれは加藤が適任ですよね。私も安心して任せることができ、今、療養中の会長林先生のもとに届いているはずです。

 また、昨日はハロアルの事務局の長野県林歯科診療所の康二先生、歯科衛生士さんのラスボス宮入さんから連絡をもらい、322日土曜日の行われる活動報告会の打ち合わせを行いました。

 私たちハロアルでは一年間を通じ3つの活動を主としています。

まず、皆さんにお願いをして物資や募金をご協力いただく「呼びかけ・準備」

そして現地に行き医療奉仕や生活物資の支援を行う「活動」

最後に、帰国後、感謝の気持ちと私たちがどのような事を現地で行ってきたかをお伝えする「報告」です。

 ハロアルの活動は決して一人ではできません。例え歯科医師や医療従事者であっても皆さんから歯ブラシ1本、タオル1枚をご協力いただけなければ活動ができません。

そして私たちも単に現地活動だけを中心に考えるのであれば、それは自分の経験だけにとどまり、誰にも語ることなく年月が過ぎればただの思い出になってしまいます。また、私たち事務局や各支部のメンバーも3月におこなわれる報告会に向けてスタッフが一つになって取り組むことがとても大切に思います。

この番組でも時折祐介先生が「ハロアルの聖地御代田」と言いますね。実は私も昨晩、事務局長の康二先生に言いました。彼はハロアルの会長林春二先生のご子息ですが、

私は彼に伝えました。「私にとってやはりハロアルが誕生した御代田はいつまでも聖地として皆に頑張ってもらいたい。新しい医院となりもう一度みんながこのボランティアをやり続ける意味を学ぶとても良い機会だと思う。」

 祐介先生、先週あなたが「甥」という立場を利用して林先生の病状をあっさりお伝えしていましたね。そうですね。今も病院のベッドで療養されている林先生が30年以上前に作ってくださったこの道がいつまでも聖地としてあの地に残り、それを私たちが更に整備をしながら次の世代の道標とならなければなりませんね。そのためには私達ももっと頑張らなければなりませんが、ボスも早く良くなって頂きたいと思います。

 

2025228日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人