祐介先生、牟田さん、こんばんは
先週はハロアル現地活動報告に林先生、マナト、と共にスタジオにお邪魔をさせていただいてありがとうございました。
もう活動から10日が経ちますが、110人のメンバーと過ごした4日間がまるで昨日のことのように鮮明に思い出すことができながら、ふとした時に何か遠い昔のことのように感じてしまいます。
ただ、嬉しいことに既に数名のメンバーから早く来年の活動日程が知りたいという連絡を頂くと、今回も皆さんにとって何か心に残る活動になったのだと、改めて嬉しく思います。しかし、来年の日程は未定です。ここ数年2月7日からというのが続いてはおりますが、ボランティアは私たちの都合通りに行うものではなく、現地の要望や今回の日程が果たして住民の皆さんにとって良かったかどうか現地チームと協議し、検証してから決定させてください。来年の募集要項はなるべく早くHPにアップしますのでどうぞ皆さんよろしくお願いいたします。
祐介先生、今回はお互い沢山の思いを抱きながらの活動となりましたね。
21年前、あなたが初めて私をフィリピン医療ボランティアに誘ってくれたことが私の人生の分岐点でした。会長林先生に初めてお会いし、私の心境を見透かされたかのように「知識や技術だけではなく、医療人として、一人の人間としての心を磨きなさい」
「私と一緒にフィリピンに行こう」その一言から私の新しい人生が始まりました。
その後、林先生を中心に、あなたや加藤、井橋らと共に「ハローアルソン」を発足し、
木本をはじめ今では多くの仲間に支えられ来年は20周年という節目を迎えます。
「関口先生、あなたは地域、いや、日本中に響きわたる音叉になりなさい」
私が初めて団長になった年、林先生から言われた言葉です。私の音がどれほど響いているかわかりませんが、今こうして私たちハロアルが活動できるのも、林先生がずっとハロアルの種をまき、私たちのために道を作ってくれたおかげです。
そしてリスナーの方をはじめ、レインボータウンFMの皆さんがこうして私たちの活動を世に伝える場を与えてくださるお陰です。
私たちは沢山のお陰様によってなりたっています。その心を決して忘れることなく来年の活動に向けて頑張ろうと思います。
リスナーの皆さん。今回も沢山のご支援ありがとうございました。そしてこの場をお借りして更なるお願いをさせてください。現在、私たちのボランティアには「タオル」と「固形石鹼」が足りません。どうかご協力くださる方、1枚のタオル、1個の石鹸がフィリピンのスラムの子供たちの笑顔を作ります。どうぞよろしくお願いいたします。
2025年2月21日 ハローアルソンフィリピン医療を支える会 団長 関口敬人