祐介先生、牟田さん こんばんは
さあ!祐介先生、いよいよ来週2月7日、第19回ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動に出発します!!
ここ数日は毎日何回も現地統括を任されている祐介先生やすべての器材、材料を担当してくれる岡山木本先生、そして一応、愛知の加藤先生に電話やメールでやり取りをし、準備を進めてきました。また、フィリピンのチームからも毎日連絡が来ます。
先日、ようやく私たち日本人がフィリピンで医療行為ができるように医師・歯科医師免許の登録証明書が発行され、本日、マニラ市長からハローアルソンに正式な活動要請書が送られてきました。これで活動に必要な全ての書類がそろったというわけです。
器材・材料の方も木本先生が例年より更に注意しながら準備を進めてくれており、今日の午後には茨城支部のメンバー、山川さんが現地に輸送する物資600㌔をご自身の会社のトラックで栃木の私の医院に取りに来てくれ、7日当日、直接羽田空港まで運んでくれることになっています。これだけではありません。参加される歯科医師の先生方には大変申し訳ないことですが、器材に限りがあるため、ご自身の医院や勤め先から現地で使う器具を持ってきてくださるようご協力をお願いし、また、参加される皆さんには現地シャワーブースで使用するバスタオルや学校などに寄付する生理用品などのご協力もお願いしています。
祐介先生、そうなんですよね。私たちハローアルソンはもうすでに活動をする前から沢山の人達に助けられ、私たち自身がボランティアをして頂いているのです。
その最たるものが、このラジオを聞いて下さるリスナーの方、そして応援して下さる皆さんお一人、お一人のご協力のお陰です。
20年前、私が初めて現地に行った時、ハロアル会長林春二先生から教えられました。
「ボランティアは自分を映す鏡。あなたが言うなら、あなたがやっているなら協力してあげるよ、と言ってもらえる人物だろうか。それともあなたになんか協力できないよと、日ごろから周りの人にそう思われている人間なのか。「お願いします」と誰かに言った時にそれまでの自分の生き方がわかるだろう。」「だからこそ先生と言われる人、団長という立場だからこそ誰よりも謙虚に頭を下げなさい。」
今年も沢山の「お陰様」のお力で私たちは来週出発します。今年は110名の仲間、24名の高校生たちと共に今年はどんな出会いや感動、そして悲しみに出会うでしょうか。
皆さんから託された物資は私たちが責任をもって現地にお届けします。
地位や名誉でもなく、ましてや利益や決して自己満足ではない、100%純粋に、誠実に
スラムの人達の為に4日間、私の全てを捧げながら頑張ってこようと思います。
祐介先生、お互い最高のコンディションで、全身全霊で頑張りましょうね。
2025年1月31日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人