祐介先生、牟田さん、こんばんは
さあ!祐介先生、いよいよ2月7日のハローアルソン・フィリピン医療現地活動まで残り2週間となりました!!先日の日曜日はZoom会議ありがとうございました。
岡山、木本先生、愛知、加藤先生も加わり、活動のあらゆるシミュレーションを話し合いましたが、毎年の事ながら心配ごとは尽きません。しかしこれは不安ではなく、決して慢心しないように、自分自身が良い緊張感を保つために大切な感覚だと感じていますが祐介先生はどうでしょうか。
ところで祐介先生、体調はどうでしょうか?インフルエンザが猛威を振るう中、お口の中の清掃、歯磨きはその発症を10分の1に抑えることができると言われています。私の医院でも数十年前から歯磨きの予防効果を毎日患者さんにお話ししていますが、やはり今日も数名の方がキャンセルとなっています。どうぞ皆さんも外出先から帰宅したらまずはうがい手洗い歯磨きをセットで行い、しっかり予防しましょうね。
さて、2月7日~10日の4日間、第19回ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアが始まります。
先日、当院では今回手荷物として現地に輸送する10キロ支援物資60袋をスタッフと今回栃木から参加する高校生たちで作りました。玄関先に山積みされた物資を見て、患者さんたちからは「いよいよ始まりますね、先生気を付けて行って来てね」と声を掛けられます。物資を袋に詰め込む際、私は高校生に話しました。「私たちが現地で活動できるのも、物資を配布し現地の人達が喜んでくれるのも、全てこの活動を支援して下さる人たちが、1本、また1本と紡ぎ合わせてくれたおかげ。そのおかげによって私たちはボランティアに行く前にすでに私たち自身が助けられていることを忘れてはいけない。」20年前、私がこの活動に参加をした年、初めて患者さんにフィリピンでの医療活動に参加をすること、そして歯ブラシやタオルなどを集めていることを話したとき、1年間で約1200本の歯ブラシが届きました。あの時、本当に嬉しく、自分の行動に共鳴してくれる人の有難さに心から感謝しました。そして現在では年間数万本を超える物資が集まる中、物資の量や活動の規模ではなく、こうやって今でも沢山の皆さんに支えられていることに、改めて感謝するとともに、決して初心を忘れることなくいつまでも謙虚な自分でいようと日々学ばせて頂いています。
今回もハロアルには年齢、職種を超え110名の同志が集まってくれます。先生と呼ばれる人、社長と呼ばれる人も中にはいるでしょう。しかし、ハロアルは高校生も団長の私もみんな同じ仲間です。今年は過去最多の歯科医師の先生が参加をして下さいます。日頃「先生」と呼ばれる人だからこそ、誰よりも汗をかき、その呼称にふさわしい活動になるように私も一緒に頑張っていこうと思います。
2025年1月24日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人