2024.12.13 林会長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは。

 

祐介先生、マニラ視察と来年の最終打ち合わせご苦労様でした。またこの放送をどこかで聞いてくれている関口団長、ご苦労様でした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2025に参加してくれる110名の皆さん、皆さんがこの活動に参加してくれるために祐介先生や関口団長が一年かけて準備してくれているからこそ参加者の皆さんが大したことをしなくても身体一つで活動できるようにしてくれているのです。祐介先生、関口先生ありがとうございます。同時にいまにし歯科診療所、せきぐち歯科医院のスタッフの皆様、一年中大変ご苦労様でした。どんなに感謝してもし切れませんが、心から感謝しています。

121日の土曜日、浅間山の麓にある御代田町の会場で開催した勉強会に、栃木、茨城、群馬、愛知、東京からご参加くださり、「飛翔会」を盛り上げてくださりありがとうございました。各診療所、各先生や衛生士さんが一年にわたって仕上げた今年の症例はどの発表も実にしっかりしたものでした。患者さんがいてくれたら、医療スタッフがいかに真剣に症例を分析し、治療方針を立て、治療しているのかわかっていただけたと思います。今後は各先生方がその患者さんも一緒に参加してもらったらもっと良かったのではないかと思います。これは来年の宿題にしておきます。

過去には私のファンクラブの方も何人かお呼びしてご自身の得意なことを話してもらいました。こういう症例研究の場に実際に患者さんに来てもらうことによって、自分たちがいかに真剣に患者さんのためにやっているかわかってもらえますので大切なことだと思います。

今週の火曜日の昼近くでしたが、倅が「お父さん、何かやりたいことないの?」突然真剣な顔で聞くので、ビックリして倅の顔を見ながら、「ないなー、目の前にやれる事があればなんでもやるから、特に何かしたいなんてことないよ」と答え、「なんでも一生懸命やることが好きだから今で十分だね」と言うと倅は、「そうだね」といかにも納得できるかのように、「うん、うん」と声は聞こえなかったけれど頷いているように思えました。私はこの時の穏やかな空気感にこの上ない幸せを感じました。診療所で倅とこんな至福の時間を持てたこと、そして倅には祐介先生、関口先生という「人生の大切なイズムの師匠」がいてくれることがなによりこの至福の時を貴重なものにしてくれて、ありがたく思いました。

少子化はこういう後継者がいなくなるということです。どんなに立派な仕事をして来た人にとっても後継者がいなくてはそこで幕が下りてしまいます。

後継者が大切だということは総理大臣を見ているとよくわかりますよね。何を言っているんだか国民が期待していることがわからないのでしょうか。このままだと来年の参議院選でもまた数を減らしますね。常に右肩上がりのハローアルソン・フィリピン医療ボランティアとのもっとも大きな違いだと思います。

 

20241213日 医学博士・歯科医師  林 春二