祐介先生、牟田さんこんばんは
祐介先生、先日のハロアルボランティア事前研修会は大変お疲れさまでした。
私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは今週の日曜日12月1日に
来年2月の現地活動に参加をされる全ての大人の方を対象とした事前研修会を東京で開催いたしました。
朝9時半から受付が開始され、続々と参加者の方々が来場されます。懐かしい顔ぶれの中少し不安げな初参加者の皆さんも混じり、そのほかの関係者を合わせ103名の方が研修会に参加をされました。
会議では様々な注意事項が各担当者から説明があり、特に祐介先生が担当される現地での注意点はとても重要です。過去の経験から言えば初参加の方よりもむしろ経験者の方々の少しの油断から起こり得る事故が多く、参加者の皆さんも真剣な眼差しで聞いて下さいました。どうですか祐介先生。今年のメンバーは。少し今までとは違う緊張感がありますね。しかし私たちがやることは至って単純です。現地の人達に求められたことに誠心誠意尽くす。その中で自分ができることを行い、無理なく、出来ない事は仲間に頼りながら共に支え合う。そして一生懸命活動する大人の姿に高校生たちが様々なことを感じ、これからの自分の将来を真剣に見つめ直すきっかけとなる。来年の出発まで残り2か月。しっかりと準備していきましょう。
さて、祐介先生、明日はお互い長野で集合ですね。明日はハロアル会長でもあり私たちの師でもある林春二先生の医院、長野県御代田町林歯科診療所で一年間の総決算とも言うべき勉強会「飛翔会」が開催されます。私にとって歯医者とはどうあるべきかを真剣に向き合うきっかけになった勉強会です。20年前、初めて林先生にお会いした時におっしゃった「患者が最も望まない治療は歯を抜くことである」という言葉の重みは今でも私の歯医者としての金言となり、その大切さと難しさを日々痛感しています。この勉強会に私は22年前、開業間もない時にあなたに誘われて参加をしました。あの時の衝撃は今でも忘れられません。同じ歯科医師というにはおこがまし過ぎますが、正直、世の中にこんな風に患者さんの事を考える先生がいるのか、と、歯医者だけではなく、先生の医院の歯科衛生士や歯科助手の人達が真剣に自分たちの仕事を振り返りながら様々な意見を言い合うあの空気感は私の未熟さを改めさせるには十分すぎるほどでした。そしていつか自分もこういう医院を作りたいと、目標を掲げ今年も
21年目の勉強会に参加をします。
私たち栃木チームは朝6時に出発です。週末は全国的に寒くなりそうです。
祐介先生も遅刻厳禁、決して二日酔いで来ないよう、勉強会頑張りましょう。
2024年12月6日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長関口敬人