祐介先生、牟田さんこんばんは
まず、祐介先生。先週の放送はまさにハロアルレディオ史上3本の指に入るほどの
神回でした。声優の橋本みや子さん、嶋原彩心さん、私の妄想ドラマにお付き合いいただきありがとうございました。翌日早速同録を携帯電話に入れ永久保存をしました。あれから辛い時、悲しい時、いつも聞いています。今度は「超大作!ハロアル現地
活動、がんばれ団長編」をお願いします。
さて、祐介先生!見ていますか??オリンピック・パリ大会!いやいや今回も日本選手の素晴らしい活躍で毎日わくわくしますね。しかし、時差7時間の壁は私にとって少し高く、深夜から早朝にかけての放送を見てしまうと翌日の診療に大きくひびくため、もっぱらニュースやダイジェストで結果を見ています。
スポーツは勝たなければなりません。しかし、勝つ事だけが全てではありません。
競技を通じ最終的にはどんな人間になったのか。どんな心の持ち方、考え方、行動をより高められたか、つまり「人間性」が最も問われるものだと思います。だからこそ私たちは勝者がもたらす感動だけではなく、敗者にしか伝えることができないスポーツの素晴らしさや涙に様々な感動を得るのだと思います。彼らが一様に言う「辛いことの方が多かった」「苦しいことの方が多かった」という言葉、そしてそれを乗り越え「支えてくれた皆さんに感謝したい」という言葉はとても重みがありますね。
勝っても負けてもあれだけのアスリートたちが歓喜と悔しさで流す大粒の涙をみると、彼らの背負っている重圧の大きさと、それを跳ねのける血の滲むような努力にただ、「ご苦労様、感動をありがとう」と労を労うだけです。
しかし、今のSNSの世の中、良くも悪くもあらゆる意見が直接個人に伝えることができ、色々な場面で情報を拡散できてしまいます。単純にスポーツを楽しみ、選手を応援するだけで良いのに、彼らの苦労や真意をわからない者たちがこぞって自分の意見を言い合い、中には心無い誹謗中傷を選手だけではなく、相手選手や審判にまで送る者もいます。
遠いフランス、パリに日の丸を背負った私たちと同じ日本人が人生を懸けて頑張っています。中にはまだ10代、20代の若者たちもいます。そしてこの後、障害を負いながらも不屈の精神で戦いに挑むパラリンピック選手たちがいます。私たちができることは彼らの努力を純粋に応援し、決して心を傷つけるような言葉ではなく、素晴らしい人生の経験を積んだ彼らを誇りに思い無事帰国を待つだけですね。
しかし、一つだけお願いがあります。私の家内は男子バレーの大ファンです。彼らが勝てば機嫌が良いのですが、負けると真っ白な灰のようになり、夕飯を作りません。
彼らの勝利は私の日常にも影響します!どうか勝ってください!頑張れニッポン!!
2024年8月2日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人