祐介先生、牟田さんこんばんは。
今夜の放送が今月最後の番組になります。ちょっと前に今年前半の番組が終わったと思ったら後半の最初の1ヶ月が終わります。今年も残すところあと5ヶ月です。
どんな人でも正月には「今年はあれをやろう、これもしたい」なんて思いを馳せたと思うのですが、正月も2日、3日と過ごすうちに「あれもやろう、これもしたい」と思ったことさえ忘れてしまったのではないでしょうか。遅くはありません。今年も5ヶ月、150日以上は残っているのですからもう一度、「あれをやろう、これもしたい」と思ったことを振り返ってみましょう。その時自分に足りないことや、やらなければいけないことがあったから浮かんできたはずです。全く何の関係もないことが思い付く訳はないのです。私たちは日常生活に大きな変化がなければのほほんと過ごしてしまい、いざ必要に迫られると何でこんなことをしておかなかったのだろうと悔やんでしまいますが、それでは後の祭りなのです。後半の1ヶ月が間もなく終わりだと言っても今年はまだ5ヶ月もあるのですから、自分の過去を振り返り、来し方を考えて、やりたかったこと、やりたいことを先ず実行してみて下さい。
私たちの長い活動仲間の大関さんがこのたび人生の大きな節目を迎えました。元気で今日まで来たこと、おめでとうございます。誰にとっても大切な節目はあるものですが、この世に生をもらった時、小学校に入った時、成人した時など忘れ難い大きな節目を大切にしてもらいたいです。そしてただお祝いの言葉をかけられるだけでなく、自分自身でそれまでの自分とこれからの自分をしっかり見つめてほしいです。私はこの時、これからの日々は社会のために尽くし切ろうと思い、以来今日まで頑張っています。
ハローアルソンは誕生してから今年で20年を迎えることになります。ただコロナで2回ほど実行できない年がありましたから、年の数と回数が一致していませんが20年の長きにわたって沢山の皆様にご支援、ご協力いただきました。それがあったからこそ活動できたことは感謝しかありません。
フィリピンのスラムに行かなくてもたった一本の歯ブラシで、スラムの大変な生活をしている人の命を救うことができます。やる気にさえなってくれたら誰でもできますので、気軽に声をかけて下さい。スマホで「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア」で検索してくれたらこの活動をやっている先生の投稿が沢山出てきます。皆様の身近にいる先生もハローアルソンの仲間かもしれません。
もし皆さんが通い付けの先生の名前が見つからなかったら「先生もハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの仲間になってくれませんか」とお願いしてみて下さい。これもハローアルソンの活動の大きな参加になります。
2024年7月26日
医学博士・歯科医師 林 春二