2024.07.19 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

祐介先生、先日はお疲れさまでした、そしてとても楽しい休日を過ごしましたね。

私と祐介先生は15日の海の日の祭日を利用して、祐介先生は今年初めて、私は足の怪我からようやく復帰し、私の地元の友人たちと新潟県関川村に今年初の「鮎釣り釣行」に行ってきました。

出発の当日、祐介先生は東京から始発で私の街栃木県那須塩原市にやってきましたが、急遽、私の患者さんの治療をお願いしており早朝8時から約1時間、私の治療をチェックしながら丁寧に説明をしてくださり、患者さんも大変喜んで下さっていました。

以前もお願いしたことのある患者さんでしたが、大変難しい状態で正直私一人の力では患者さんが満足のいく治療を提供できません。しかし、祐介先生が助けてくださることで患者さんはもとより、私のスタッフもアシスタントに参加をしてくれ私自身もとても勉強になりました。

そしてそこから約3時半の道のりでしたが、車の中は鮎釣りに行くと言うのに話す内容のほとんどは患者さんの事、ハロアルのボランティアのこと、そして政治の事ばかりでしたね。お互いが抱えている患者さんの状況や来年度の現地活動に向けての概要を延々と話していました。思えばハロアル会長林先生とご一緒するときも全く同じ、

「患者」「ボランティア」「政治」の3点セットです。私などはサウナの中で二人きりでその会話になり、先生がヒートアップして30分ぐらい出るに出られなく死にそうになったほどです。しかし、恩師のもと同じ志を持ち同じ道を歩むもの同士、それがどれだけ続いたとしても退屈にならないのが不思議ですね。その反面、やはり同じ歯医者として患者さんの大切な歯の話にならないのは本当につまらなく、残念です。

新潟に着いて早速鮎釣り開始となりました。川の状態は連日の雨でお世辞にも良いとは言えず釣果を伸ばすのに一苦労でした。しかし、日々の忙しさを一時でも忘れ、

大自然の中聞こえてくるのは川の流れと山々を抜ける風の音だけ。そこに鮎竿を垂れながらジッと鮎がかかるのを待つ時間はお互いにとってとても癒しになりました。

私は川上からあなたの釣りを見ていましたが、3年目とはいえ、回数が少ないのにあの状況で数匹釣り上げるのは正直たいしたものですよ。まだシーズンは始まったばかりですので、今度は私の地元で一緒にやりましょう。

そんな中、これから暑い夏を迎えるにあたり、多くの方が海や川に出かけ楽しむことでしょう。しかし、くれぐれもご注意ください。私の地元那珂川でも毎年必ず川遊びで事故に合い亡くなる方がいます。そしてそれは決まって他府県や都会から来られた方です。川遊びにはライフジャケット、そして水はけのよい靴は必須です。

どうぞ皆さん安全で楽しい夏休みを迎えましょうね。

2024719日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人