祐介先生、牟田さんこんばんは
祐介先生!今日のお手紙は完全に個人的なお便りを書かせてください!!
いやいや祐介先生!遂に行ってしまいましたね!!
私の青春、いや、今でも色あせない伝説のユニット「complex・能登半島地震復興支援ライブ!」今回はあの東日本大震災復興支援ライブから13年の時を経て、日本を、
そして心を一つにするため再び「日本一心」の旗のもと5月14日、15日の二日間、
のべ約10万人の同志が東京ドームに集結しました!!
私も地元の幼馴染、いや同志6名、そして祐介同志と共になんとアリーナほぼ真ん中、前から2列目、目の前には吉川晃司という奇跡の席でした。私が初めてこのライブに行ったのが高校生の時です。あれから30年、布袋も吉川もさすが圧巻のパフォーマンスですが、周りを見れば同じように年を取ったオヤジたちばかり。しかもドームの
ある水道橋駅付近は開演を待つオヤジたちがあちらこちらで酒盛りをし、恐らく5万人の6割はみんな赤い顔で、ドームのトイレは長蛇の列でしたね。私たちも負けずに栃木から既に午後2時半には居酒屋を陣取り乾杯をし、途中フラフラになっていました。そしてライブが始まると一斉にオヤジたちの地鳴りのような歓喜の渦でしたが、これも年を重ねた性なのか、悲しいかな、曲に乗って突き上げる拳が、40肩、50肩の面々にはとてもつらく、周りを見れば皆、所々休憩を挟みながら手を挙げていました。しかし祐介先生、私が言いたいのはその後です。翌日、何気なくYouTubeを見ているとなんと既に私たちが行ったライブの映像が隠し撮りでUPされているではありませんか。いやいや、これはさすがにダメでしょ。開演前、あれほど写真や動画の撮影は禁止と言っているにルールを守らなければ私たちファン自ら好きなアーティストの
肖像権や著作権という最も大切なものを奪いかねません。アーティストの中には逆にSNSでの拡散をプラスと考えて許可されている方もいますが、ルールはルール。
撮りたい気持ちもわかりますが、自分の欲望や閲覧回数UPなどを狙ってコソコソ頭を働かせるのではなく、自分の好きなアーティストが奏でる「音」そしてその空気、世界観を楽しんだ方がよっぽど良いと思いますね。
今回のライブで得た収益は能登半島地震復興のために寄付されると聞きました。
金額の多さではなく、こうやって行動に移し何かをやろうとすることにアーティストとしてだけではなく一人の人間として純粋に尊敬します。
アンコールの最後曲、「After the rain」が流れると大勢の観客が携帯のライトをつけ、ドーム中がまるで光のロウソクのように揺れています。10万人の「日本一心」そして参加できなかった同志の思いが被災地に届くことを心から願っています。Complex 最高!!そして今度は是非SUREの復活ライブに行かせてくださいね!!
2024年5月17日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人