祐介先生、牟田さんこんばんは
祐介先生、昨日の水曜日は大変お世話になりました。
水曜日、私は休診日を使ってそれほど久しぶりではありませんが、祐介先生の医院にスタッフと共に勉強会に行かせて頂きました。あなたがわざわざ休みの日を使って病院を開けてくれたおかげでとても有意義な勉強会となりました。
前日の火曜日、さいたま市内の架線事故の停電によって東北、上越、北陸新幹線が止まってしまい、一体どうなるのかととても不安でした。私とあなただけの勉強会ですので、万が一には中止することはできますが、その日祐介先生の患者さんもご来院され、一緒に治療を検討する約束でしたので、そうはいきません。最悪、在来線を使い約3時間半かけて行かなければならない雰囲気でしたが、奇跡的に何とか翌日の始発からは通常運行が再開され、予定通り東京へ行くことができました。
数万人に影響が出たようですが、報道では復旧作業中に事故に合われた方もいらっしゃるようです。確かに最近、事故や災害などで新幹線が一時ストップするケースが多く感じますが、正直、こんなにも迅速に復旧できる国は恐らくないのではないでしょうか。当日、大変な思いをされたかたは気の毒ですが、新幹線一つとっても当たり前の日常に感謝する、そんな一日でした。
さて、いよいよ2月7日から始まる第18回ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動も出発まで2週間を切りました。
昨日も現地マニラチームと連絡を取り合うなかで、現地ではすでに毎日のように会議が開かれ、私たちの活動が万全の状態できるよう準備をしてくれています。
そしてようやくフィリピン、マニラ市長から私たちハロアルに対して正式な医療支援、生活物資支援の活動依頼書が届きました。前回、この書類を私が忘れたために、マニラ空港の税関で大変な目に合いました。今回は万全の体制で臨みますのでご安心ください。
しかし、全ての準備が整い、抜かりなく用意をしたと思っても現地では様々なことが起こります。治療中はさることながら、器材の不具合、材料、皆さんの体調面など予期せぬことは沢山あります。そんな時、やはり大切なのは周りの支え、仲間の存在です。年齢も職種、住んでいる地域も違うもの同士が、「フィリピンの恵まれない人たちの為に」というたった一つの共通項だけで2月7日101名の仲間が羽田空港に集まってくれます。そしてたった3泊4日のわずかな時間ですが、大人も高校生も関係なく、全員が一つになるのです。
今年は過去高校生の時に参加をしてくれたOG:OBの子たちや、数年ぶりに参加をしてくれるメンバーもいます。体調万全にして頑張っていきましょう。
2024年1月26日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人