祐介先生、牟田さん、こんばんは
祐介先生、そして岡山支部木本先生、フィリピンでの事前調査お疲れ様でした。
いやいや疲れましたね。
今回、私たちは来年のハロアル・フィリピン医療ボランティア現地活動のための事前調査に行って参りました。来年の活動はハロアル史上初めて深夜便を使い、マニラに早朝5時50分に到着します。そしてそこからホテルに行き、ミーティング、器材準備等をおこなって、到着日当日から医療奉仕活動をおこないます。
現地では様々な事をシュミレーションしました。やはり問題になるのは参加者皆さんの体力や体調でしょう。私や祐介先生のように「気合」と「情熱」90%乗り切るタイプの方ばかりではありませんので、より細かな気配りが大切になってきます。
また、今回は私たちが支援するエリアではない、別の地区での活動も予定しており、現地メンバーたちも今まで以上にミーティングを重ねると言っていました。
今回も現地の活動場所の事前調査は祐介先生と木本先生にお願いし、私はフィリピンの行政機関、PRCという所で担当者と会議をしてきました。ここはフィリピン国内のあらゆる許可書、認定書を発行する部署で、日本では経済産業省に位置する所です。
昨年も伺っているため、今回はとてもスムーズに色々と話をすることができました。
勿論、前回は半パンで行ってしまい、入り口のセキュリティで入場を断られた経験がありましたが、今回は更に私の地元のお菓子までお土産を持参し長ズボンにハロアルポロシャツで行きましたので全く問題ありません。私はハロアルに参加される先生方が現地で正当な医療行為ができるように日本国内、そしてフィリピンでの申請書を準備し、チェックを受けるのですが、実はまだ完成ではなく、不備や訂正箇所を指南され、もう一度作成し、大至急提出いたします。そして会議が終わると最後にここの最高責任者でありフィリピン国首都圏規制委員会の所長でもあるシンブレ氏の部屋に通され、再度会議をしました。会議が終わるとシンブレ氏から一緒に写真を撮って欲しいと頼まれ、快く了承すると、その日の午後にはその省庁のホームページにUPされ、そこには「日本の歯科医療ボランティア団体ハローアルソンがフィリピン政府及びラハ・ソライマン・ロータリークラブと共に長年貧困地区での医療支援に取り組み、地域福祉の向上に向け、新たなパートナーシップを確立し、他の団体の医療ミッションへの道を切り開く重要な関係となった」と書かれています。
18年間この活動を続け多くの皆さんのお力添えのおかげで、ハロアルの活動が現地地域にもそして行政にも広まり、着実に浸透していくのが分かります。
しかし、来年の活動に向けてまだまだ準備をしなければならないことが山積みです。
今年は101名の参加者が現地で共に活動をしてくれます。しっかりと準備していこうと思います。 2023年10月27日 ハロアル団長 関口敬人