祐介先生、牟田さん、こんばんは
先週のハロアルレディオは大変お世話になりました。
私は初めて豊洲のスタジオにお邪魔しましたがとても素敵な所ですね。立ち並ぶビル群の美しい夜景を見ながら祐介先生と林先生と3人で歩きましたが、話す内容は決まってハロアルのボランティアと歯の事ばかりです。いつもの風景、いつもの会話ですが私はお二人と歩きながら、19年前、初めて林先生にお会いした時の事、そして祐介先生にフィリピンのスラムでのボランティア活動に誘われ、そして17年前にこのハローアルソンを立ち上げた事を思い出していました。
その間、世界で最も貧しい人たちとの触れ合いの中、今度は世界最高峰の福祉国家の在り方を学ぶことによって、私たちが本当に目指さなければならない社会とはどういうものなのか、人間の豊かさとはどういうものなのかを考えるために林先生のお誘いで3年間、北欧デンマークへ研修にいきました。私や祐介先生にとって林先生は師症ですが、まさに私たちが今こうしていられるのも先生のおかげです。
今回、6月7日～10日の4日間、3年ぶりに開催されたハロアル現地活動でしたが、私は正直、再び林先生と一緒にあの場所に立てた喜びと、やはり現地で先生の治療を拝見していましたが、まだまだ私たちが目指す頂きの高さを痛感した活動でした。
帰国後、42名全参加者の活動報告が提出され、今後事務局にて製本されますが、皆さん、一様にこの活動を待ちわび、そしてやなりハロアルは楽しかったと皆さん書かれていました。
私も帰国の機内で祐介先生に「やっぱりハロアルは楽しいな」と行った時、あなたも同じ思いだったと知り、お互いやり続けて来たからこそ分かり合える感覚だったでしょうね。この活動の素晴らしさは単に医療従事者だけのボランティアではなく、どなたでも、どのような形でも参加ができ、そして高校生というこれからの未来を担う若者たちによって、お互いが学び合い、悩み合うことがとても大切になっています。
既に、今回の参加者の中でも来年の活動に絶対に参加します、と言って下さる方も多く、今からとても楽しみです。
さあ、祐介先生。もうすでに来年の活動に向けて動き出していますよ。
来年、2024年2月７日～10日の4日間、現地活動を行うことが正式に決定しました。
そして今月中にはハロアルＨＰで医療従事者並びに一般参加者、そして高校生の参加募集を開始します。今回は高校生参加を40名とさせて頂きますので、是非お早めに応募ください。
私は2024年度も団長に就任させて頂きました。気持ちを新たに皆さんのご協力に心から感謝しながら頑張って行こうと思います。
2023年6月23日 ハロアル団長 歯学博士 CBCT認定医（仮） 関口敬人