祐介先生、牟田さんこんばんは
祐介先生、昨日はありがとうございました。
実は昨日6日、私の息子が私や祐介先生と同じ松本歯科大学で無事入学式を終え、私も保護者として参列させていただきました。
その際、祐介先生も自分の休みを使って久しぶりに大学を一緒に訪れてくれました。
愛知の加藤先生も息子さんが現在3年生となり、彼もまた息子に会いに愛知からやってきてくれました。
祐介先生は約25年ぶりの大学訪問だったでしょうか。どうでしたか?あまりの変わりように驚いたのではないでしょうか。
私の息子も加藤先生の息子も同じ寮生活を選択しています。私は引越しのため既に部屋や建物を見ていますが、加藤先生はコロナの感染拡大の時期だった為、初めて息子の部屋に入ったと言っていましたね。祐介先生、我が大学の寮はどうでしたか?
はっきり言って笑ってしまうくらい昔と違うでしょう。私が住んでいたあの時代、お化けが出るような雰囲気に畳3畳半ぐらいの部屋、トイレと風呂は共同で、洗濯機はトイレの隣に2台あるだけ。そしてそこの水道の隣に焦げ焦げのガスコンロが一台あって、とても自炊などできるレベルではありません。しかし、時代は変わりましたね。寮の前には専用のゲートがあり、部外者は一切入れず、部屋に入るのにもICカードを使って各フロアのドアを開けなければ入れません。部屋も広くベッドや冷蔵庫、洗濯機、IHコンロは備え付けられ、特に何も用意するものはありませんでした。
また、加藤先生の息子などは上級生寮といって更に広い部屋に住んでいましたね。
あの祐介先生が、「これなら俺も寮生活選ぶかも」と言わしめるほどの快適な環境でした。入学式では何名か私の同期や後輩のご子息も入学され、久しぶりに会った旧友たちと、さながらプチ同窓会となりました。また、大学には私の学生時代からお世話になった先生方もまだいらしており、昔を懐かしみながら今度は息子がお世話になることを伝えました。
寮を訪れたのは午後6時ぐらいだったでしょうか。大学の周りはライトアップされた
桜並木が広がり、それは素晴らしく美しい光景でしたね。30年前この場所で祐介先生や加藤先生、木本先生らと出会い、6年もの長い間お互い切磋琢磨し合いながら、歯科医師を目指し、そして今度は自分の息子たちが同じように新たな道に進んでいくのを見ていると、なんだか胸が熱くなりました。祐介先生が息子に「いいか、慶慈。いい友達を作れよ」と言っているのを聞きながら、いつか息子たちがこの学校で出会った仲間と共に、私たちの後を継ぎハロアルのボランティアを引っ張ってくれる時代がくることを心から願いました。
2023年4月7日 ハロアル団長 歯学博士 関口敬人