祐介先生、牟田さんこんばんは
祐介先生!!いやいやお疲れさまでしたね。
2月18日~22日、ハローアルソンフィリピン医療ボランティアでは今年の6月に約3年ぶりとなる現地活動のために団長の私、現地統括責任者の祐介先生、器材担当の岡山県木本先生、加藤先生と共にフィリピン・マニラへ現地視察に行ってまいりました。
祐介先生、こんなこと言いたくはないですが、年なのでしょうか、それとも今回も
かなりハードな視察だったからでしょうか、疲れが全く取れません。
今回は活動場所となる主な視察は祐介先生達に、私はフィリピンの国内で日本人の私たちが正式に医療行為ができるためにPRCと呼ばれる日本でいう国土交通省にあたる行政機関内にある「医療資格局」に出向きました。フィリピン国内で外国人が医療行為をする場合、必ずここで認定を受けなればなりません。私が担当者の方とやり取りをしていると、以前からハロアルの活動を知っていたらしく、色々な話しをしてくれました。現在、フィリピン国内では様々国が医療支援を行っていますが、何と歯科だけに特化したボランティアは日本のみならず世界中で私たちのハロアルだけだと言うのです。
そして、このように直接行政機関に代表者が出向き申請をするのは私だけだそうです。その他の団体は仲介するエージェントが代理で持ってくるそうですが、私は担当者にその理由を言いました。「確かに認可を受けるという結果は同じかもしれません。しかし、私たちがどのような団体でどのような思いで活動をやっているか。それを現地の行政機関の人達にも知って欲しい。それを理解してくれることでより貧困にあえぐスラムの人達へみんなの思いが一つになると思っています。それが患者さんへの誠意であり、日本で沢山の支援をしてくれる人たちへの責任だと思っています。」と、私は熱く彼らに話ました。そしてハロアル設立の経緯、ハロアルの名前の由来、活動内容や日本での活動、高校生が参加をする意味や参加をした高校生たちの現在など、事務所の中はさながらハロアルの講演会になってしまいました。そして最後に私の着ていたハロアルTシャツの話をし、私たちが考えるボランティアは単なる支援だけではなく、リンゴとみかん、お互いの無い物を分け合い支え合うことだとお伝えしました。
その後、この期間のトップであるロイス管理官にお会いしました。彼もまた私たちの活動が他の団体と一線を画していることに気づき、これからは何でも相談に来てくださいと力強い言葉を頂きました。
祐介先生等も大変だったようですね。まだ詳細はお伝えできませんが、6月の活動場所はコロナ禍の中、3年ぶりの復活となるハロアルにとても縁のある場所となるようです。
さあ、いよいよ準備も最終段階となりました。私もこれから現地チームと決定した事項をまとめ、世界で唯一無二の活動に恥じぬよう頑張りたいと思います。
2023年2月24日 ハローアルソンフィリピン医療を支える会 団長 関口敬人