祐介先生、牟田さんこんばんは
先週のお手紙では「いよいよ2024年が始まりました」と先走ってしまいました。
改めて訂正をし、祐介先生、「いよいよ2023年が始まりましたね」
今年はなんといっても6月にいよいよハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動が再開されます。
約3年ぶりとなる現地活動ですが、今回はコロナ禍の現状を鑑み参加人数を40名と限定させていただきました。この理由としては私たちの安全を最優先とする現地チームからの強い要望と、会自体も久しぶりとなる現地での活動に際し、万全の準備と焦らず、初心に戻った気持ちで取り組むためにもとても必要な決断だったと言えますね。
しかし、今アメリカなどでは更に感染力の強い新たな変異株が発生したと報道され、今後私たちも一層の注意が必要になります。
現在、私たちは6月の活動に向け、おおよその参加メンバーの募集も終わり、先日航空券とホテルの手配が完了しました。器材担当の岡山県木本先生の所からは、現地から持ち帰った沢山の器材のチェックも終わり、足りない材料などを補充し、マニラに再度輸送する準備も整いました。木本先生とは今回40名のメンバーでできる最大限の準備をあらかじめ話し合い、きもと・まなべ歯科医院のスタッフの皆さんがお忙しい中、しっかり準備をしてくれました。
このハロアルは18年前、祐介先生が私にくれた1本の電話から始まりましたね。
人生には様々な決断を下す瞬間があります。私にとってまさにあの電話、そして林先生との出会いはその後の人生を大きく変えた分岐点でした。
今回、3年ぶりとなる現地活動ですが、私がハロアルによって大きく変わったように、高校生のみんなにそのきっかけの何かを伝えられないのが本当に残念です。
しかし、今回の6月の活動を大人の私たちがしっかりとやり遂げ、次につながることができるように頑張りたいと思います。
2023年1月13日
ハローアルソン・フィリピン医療を支える会
団長 関口敬人