祐介先生、牟田さんこんばんは
先日、いよいよ2023年6月7日から再開される第17回ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの現地活動の告知をさせていただきました。
約3年ぶりとなる現地活動に今からとても興奮していますが、日本国内では新型コロナウイルス感染の第8波が懸念され、日に日に感染者数が増加しています。
しかし、発症初期と比べ、コロナの全貌が解明されつつある今、以前のような厳しい行動制限などの必要性はないと言う見解が多いようです。
私たちが来年行うフィリピンでのハロアルボランティアの活動も、日本政府、フィリピン政府の規制がない限りは、基本的には自己判断、自己責任のもと実施されますが、会としては参加をされる皆さんの安全を第一に考え、しっかりと準備をしていきたいと思います。
参加につきましては、ハロアルHPで募集の詳細を明記していますが、歯科医師の方々だけは今月11月28日が締め切りとなります。これは海外での医療活動を日本、フィリピン両国に正式に申請を行うためご希望される先生は期日までにご連絡くださるようよろしくお願いします。また、それ以外の方々に関しましては来年2月までの期日となっていますのでよろしくお願いします。
現在、会では様々な準備に取り掛かっていますが、岡山県支部の木本先生の所も大変でしょうね。器材担当を任されている木本先生は、現地で使用する全ての医療器材、材料をはじめ、その他ガムテープや輪ゴム、配線コード、乾電池1つまで管理をしてくれています。そしてそれをいかに現地でみんなが分かりやすく、使いやすくするかを医院のスタッフ等と話し合い、現地に輸送し、活動当日は短い準備の時間の中、適格に指示をしてくれます。このように私たちが現地で何気なく使用している器材は1年間を通じてしっかりと準備をしてくれているおかげです。
祐介先生、団長の私や、現地で指示をする責任者の祐介先生などは役職柄どうしても目立つ存在ですが、このように多くの人達が支えてくださるからこそ、この活動が17年目を迎えることができた事を忘れてはいけませんね。
また、愛知の加藤先生も大きな存在です。この活動には写真係という係があります。現地の活動風景や参加された方々の様子を記録として残す重要な役割です。しかし、彼の独特の感性と、やはり長年活動を共にし、私たちと一緒に多方面で講演などをしているせいか、「ここぞ」という臨場感あふれる写真を撮ってくれます。私などはどうしても壮絶なスラムで生活をし、大変な思いをしている方々にあのようにカメラを向けることに躊躇してしまいますが、彼はまるで何事もないようにできるのですから本当に凄いです。私もみんなの存在に感謝をしながらしっかり準備をしていきます。
2022年11月18日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人