祐介先生、牟田さんこんばんは。
先週は立憲民主党、長野県選出の杉尾秀哉先生と出演させて頂きました。杉尾先生は宮崎から東京に帰ったばかりで、大きい荷物を2つ持ってスタジオ入りでした。お疲れのところ本当にご苦労様でした。
直前に国を二分するかのような安倍元総理大臣の国葬が済んだばかりでしたので、これも自民党との考え方の違いが聞けて良かったと思います。
もともとこの葬儀については国民の半数以上が反対していましたが、「人の意見をよく聞くことが出来る」と言っていた岸田総理がとても人の意見など聞いているとは思えないような行動でした。国民は自民党に全権を委任している訳ではありませんから、事によって、時によって反対をとなえることもあります。その時は中止にするか延期して禍根を残さないで欲しいと思います。案の定というか、やる前から批判が多かった国葬儀は自民党にやさしい意見が多い読売新聞のアンケート調査でもやらない方が良かったが54%、今後の国葬実施良くないが58%と反対の意見の方が多かったことからしても、政府は素直に受け止めてもらいたいです。
またこの問題以上に大きな意見の違いがあるのが、旧統一教会と自民党の疑惑の問題です。自民党の茂木幹事長は党として一切関係がないと言っていますが、次々と旧統一教会と自民党議員が協会の行事に参加して祝辞を言っている事例が公表されています。とても関係なかったなどと言えないし、説明不足だと思っている国民が80%もいることを考えるとちゃんと納得できるような説明なり、関係した国会議員の記者会見が必要だと思います。国会も始まりましたので活発な論戦を期待しています。
ところで祐介先生、フィリピンの視察並びに歯科治療の器具の点検ご苦労様でした。一緒に行ってくれた関口団長、器具備品担当の木元先生、本当にご苦労様でした。大変な雨の中、しかもコロナ禍の中、精神的にも大変だったろうと心から感謝します。
ハブラシ、タオル、石鹸など生活用品はボランティアに行っている時と全く変りない量を送っています。物資は現地のラハ・ソライマン・ロータリークラブのリッキーさん達に配ってもらっていますが、治療用の器具は2年間放置している状態でしたので、こちらの方が心配でした。
活動を継続しているときには問題が起こりにくくてもこうして2年も中断が続くとどうなっているかとても不安でした。みんなで力を合わせて、いつ活動を再会しても大丈夫なように準備をしましょう。
どんなことをするにも大多数の人の心が一致しなければ活動はできません。ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの合言葉「一致団結」「全身全霊」でやりましょう。
2022年10月7日
医学博士・歯科医師 林 春二