祐介先生・牟田さんこんばんは。
先週はハロアルレディオ900回おめでとうございました。ハロアルメンバーからは愛知支部長の加藤正雄先生と団長の関口敬人先生から贈られた美しい花がスタジオを飾ってくれました。祐介先生と加藤先生の話は大学同級生ならではの息の合った友人としての思いが随所に感じられ楽しい一時間でした。
私と宮沢先生はこの番組を栃木県那須塩原のホテルの一室で聞いていました。祐介先生からすでに話されていると思いますが、翌日の6日私達の開催している「Hot study group 2021」の研修会が開かれることになっていたので前日に現地に乗り入れていました。関口先生から大変ご馳走をいただいてホテルに帰って放送を聞かせてもらいました。
翌日は関口先生の弟さんが経営しているセレモニーセンターの会場を借り2年振りに開かれた「Hot study group 2021」の勉強に参加しました。セレモニーセンターで勉強会というと、何か耳新しいことのように感じる方も多いと思いますが、そんなことはありません。この世に生まれてやがて迎える人生の最大のイベントを行わせてもらう場所ですから、とても心が癒され勉強や研修に最高の場所だと思います。
演題は23題で大変盛り上がりのある一日になりました。どの演者もこの一年間にやった症例を発表するのですから熱が入り、しかも他の人達の評価に絶えられるようにしっかりまとめられていてどの発表もとてもよかったと思います。この日使った資料集の表紙を飾る漢字に「聖」ヒジリという字を書かせてもらいました。不思議なことに会場がセレモニーセンターになることなど全く知りませんでした。それなのに「聖」ヒジリという字をイメージしていたのです。この題字はセレモニーセンターに「聖」ヒジリ、清らかという字がぴったりだと思えました。何故私がこの字を書いたのかということも説明しておきます。このグループにとって「歯は命の源」として大切にする仲間であることを思うと、それだけ尊いものに取り組ませてもらっている私達は「損か得」とか「いいか悪いか」というようなレベルでなく、心の底から高潔な高僧のような医療者であって欲しいという気持ちがあったからです。それを表すには「聖」ヒジリという字の他には無いと思いました。
ちなみに関口団長の医療法人名は「聖慶会」セイケイカイであり、私のところは「聖清会」セイセイカイです。今西先生、加藤先生もとても素晴らしい先生ですが関口先生も歯医者として「聖」ヒジリを名乗るに相応しい立派な先生です。これからも一人の医療人として、それよりも一人の社会人として立派に社会になくてはならない人であって欲しいと思います。
2021年11月12日
医学博士・歯科医師 林 春二