2021.05.21 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さん、キョウヤさん、こんばんは

 

 梅雨前線と低気圧の影響で今週は雨が多いですね。九州では豪雨に見舞われ、熊本県の球磨川では危険水位の警報が出ているようです。大事に至らないことを祈るばかりですが、昨年もこの球磨川は大氾濫の災害に見舞われ多くの被害を出しました。その教訓を生かし治水工事が進んでいることを願いますが、どうぞお気を付けになってください。

 さて、今日はハロアルレディオにキョウヤさんがゲストと言うことで、まず、今年のハロアルTシャツの評判についてお知らせします!

 キョウヤさん!今年のハロアルTシャツは過去一ですよ!表と裏にハロアルマスコットのアルソン君が歯ブラシのバトンを持って、表には日本チームの「ハローアルソン」裏にはマニラチームの「ラハ・ソライマン」の名前が入り、皆で表裏に並ぶと歯ブラシのバトンを繋ぎ合わせるようなデザインです。いやいや、キョウヤさん、やればできるじゃないですか!!今年はコロナ感染拡大のため現地活動が延期となっている中で作られたこのTシャツはハロアルの歴史の中でも特別なものとなりました。

私の医院では毎年スタッフが好みの色を選び診療ユニフォームとして購入していますが、今年は「黄色」のTシャツをチーム色としても購入し、これからジメジメとした梅雨、暑い夏を迎えるにあたって、これを着て元気に診療したいと思います。

 祐介先生、キョウヤさん、今、日本は本当に大変な事態になっています。それはコロナというウィルスによっての医療崩壊や感染者、死者数だけではありません。それによる経済への影響や生活、学業、スポーツ、エンターテイメントなどの社会生活への影響だけではありません。今の日本を見て下さい。これから長期にわたりコロナと戦わなければならないのに、私たちが全く一つになることができないじゃないですか。勿論それぞれの不満、言い分はあるとは思いますが、連日の報道を見ると私たち日本人の危機感の薄れと一部の身勝手な人たちの行動には不安と言うよりも恐怖を感じるのは私だけでしょうか。しかし、国民の一体感の欠落の根源はやはりかじ取りをしなければならない政治、政治家の行動、発言でしょう。あの与野党の国会答弁を聞いていたら住民の為に頑張っている役所の方々が可哀そうです。総理の力ない呪文のような「安心、安心」答弁もさることながら、オリンピック開催を模索している段階で立憲民主党の大先生は自信満々で日本人と外国人の命の選択をどうするのか、などと質問するレベルなのですから、もう笑うしかありません。祐介先生、キョウヤさん、私たちが一つになる為にはどうしたらよいのでしょうか。私はやはり最後は政治の言葉だと思います。時には熱く、時には冷静に、そして素直に非を認め、未来につながるような心に突き刺さるような言葉です。しかし今の政治家にそれが期待することができないとなると、先週祐介先生が提案した人類初AIによる政治しか残ってないのでしょうか。なんとも寂しい話ですね。

 

2021年5月21日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人