祐介先生・牟田さん・佐々木さんこんばんは。
天気に恵まれたかと思うと台風並みの風に見舞われてしまった連休でしたが、毎日何人かの患者さんを診させてもらいました。自分の診療所の患者さんもいれば他院にかかっている人もいました。当院では診察券に夜間の連絡用に自宅の電話が書いてあります。更に痛みが出そうな人には携帯電話の番号も伝えています。私に連絡が入れば、早朝だろうと休日だろと真夜中であったとしても診ます。真夜中にわざわざ連絡しようとする人などいると思いますか?痛いけれど我慢をして我慢をしてどうしようもなくなってしまったから連絡させてもらったという人ばかりです。運のいい人は歯の一部を削って密閉された神経を開放しただけで痛みから解放されます。痛みから解放された人の喜びの顔を見るたびに、「歯医者でよかった」と心の底から思います。この喜びはお金では買えません。人に心の底から喜ばれた人にしかわからない「喜びの中の喜び」です。
主要都市を中心に出されている緊急事態宣言の効果が表れません。人の流れも昨年の2倍にも3倍にもなっている所ばかりです。新幹線や航空機の乗車数も5倍以上は当たり前。これでコロナは抑制出来ません。菅総理!どんなに人の心を変えようとしても無理です。人の心を変えるのは、屋根の上に針を立てて針目に糸を通そうとしても無理なのです。しかし命を懸けてやろうとすれば、一滴の水であっても岩を砕きます。つまり「やる気スイッチ」をオンにしてもらうことです。今の政府のコロナ対策は後手後手で、国民の心を動かす事は出来ません。PCR検査にしてもやるやると口だけでした。英国型の変異ウイルスが入ってきた時の水際対策も同じです。空港検疫で発見しながらその後の対応のまずさから、第4波に突入させ大阪では医療崩壊を招いてしまいました。そしてインド型の変異種についても、同じ過ちを繰り返しています。これも失敗するでしょう。原因はコロナ対策を優先させると言っていながら、経済政策に目が向いているからです。そしてオリンピックです。「二兎追うものは一兎も得ず」。今こそ特別給付金をもう一度やるのです。「一人“10万円”、一か月間だけ医療機関、老人ホーム」を除いて全てをストップしてもらうのです。これで日本からコロナを完全になくしましょう。違反者はみんなで通報して処罰してもらいましょう。隣近所で徹底して日本にはこびる不忠者とコロナを退治するのです。今国民を動かせるのはこれ以外にありません。コロナの感染者数を考えてみてください。日本では人口のたった0.5%です。こんな程度の政策でもたった0.5%です。しかも死者はたった1万人です。ワクチンにしても日本はほとんど0です。インドは一日40万人、死者は3,000人に上ります。こんな時です。インドに日本のワクチン全てを回してやってください。腹をくくるのです。禁漁区でアサリをとってしまう人、緊急事態宣言で動いてしまう人を徹底的に排除しましょう。そんな中で拡散されるコロナ患者に追われる医療関係者に休んでもらうためには、これしかないのです!菅総理にも腹をくくってもらい、私達も腹をくくりましょう!
2021年5月7日
医学博士・歯科医師 林 春二