祐介先生、牟田さん、こんばんは
先週の久しぶりのキョウヤさんのゲスト、とても楽しく聞かせてもらいました。
新型コロナウィルスの問題は様々な人たちに大きな影響を与えていますね。
確かに、エンターテイメントというのは本来ならばこのようにみんなが下を向き始めてしまう時だからこそ、最も活躍し、最も求められるものであるはずが、今それさえも自粛をしなければならないことに、改めてこの問題の大きさを痛感させられます。
いよいよ五月の大型連休が始まりましたが、祐介先生はどのような感想をお持ちでしょうか。
沖縄では6万人が訪れるかも、という報道が出ていました。湘南をはじめ海では多くのサーファーや観光客が訪れるかも、という報道が出ていました。しかし、連休の蓋を開けてみれば、人っ子一人いない観光地の映像ばかりですね。私はあの映像を見て、世界では都市封鎖による国民の不満からのデモや暴動の映像が流れる中、子供たちが観光客に「おじいさん、おばあさんの命を守りたい、だから今回は観光に来ないでください。」と訴え、それに応える結果となったあの風景を見たとき、本当に日本人で良かったと思いました。テレビのコメンテーターは補償に元づく強力な政治の強制力の法的整備を訴えるかたもいらっしゃいます。確かにそれは理にかなり、法的国家の在り方ではありますが、私などはやはり日本人の心が持つ勤勉さや真面目さ、そして互いを思いやる精神にどうしても委ねてしまいがちになり、むしろ、明治、大正、昭和、平成、と行くとどなく国難を乗り越えてきた、世界にも類を見ない日本人の脈々と受け継がれてきた心に期待していまいます。
しかし、それにもやはり限界はあります。緊急事態宣言が延長となる今、国民の生活はもう待ったなしの状態ではないでしょうか。こんな私の田舎町でさえ、皆口々にいうのはやはり「家賃」です。なぜ政府はもっと大胆かつ早急な対策をどんどん発表しないのでしょうか。私は自分のつたない歴史感ですが、この新型コロナウィルスは我が国が建国史上最も危険な状態になる可能性がある問題ではないかと思います。経済、教育、医療、そして命。ですから、今、国民を飢えさせず、今、この国を滅びさせず、未来に一縷の光(いちる)をつなげるには、出し惜しみなどせず、どんどんお金を国民に回すべきです。祐介先生、だれが「アベノマスク」を言い出したの?この国が政治家ではなく、大臣でもない、国のかじ取りの多くは賢い「官僚」らによって決められていることは
誰でも周知しています。もう政治家には言いません。あえて官僚の皆さん。どうか、あなたたちも大変でしょうが、様々な予算を振り分けているそのお金は全て、私たちの血税で賄われていることを忘れないでいただきたい。どうか総理の耳元にしょうもない政策をあたかも正しいように言わせないでください。よろしくお願いします。
2020年5月1日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人