緊急事態
フィリピンではマニラ南方60kmにあるタール火山が噴火し、マニラでも灰が降り大変な状況になっています。ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの現地の最強の仲間である、ラハ・ソライマンロータリークラブのリッキーさん達が、既に現地に入り救援活動をしてくれています。その際、今年の活動に使用するために送ってあるタオルを使わせて欲しいと、関口団長のところに連絡が入り、団長がすぐに許可を出してくれました。私のところに団長からメールが入ったのが13日の10時でした。すぐに物資担当の武井さんに連絡をとりました。幸いなことに休日でしたので、スタッフの会計担当の木内さん、高校生担当の桜井さん、里見さんの4名が診療所に集まってくれ、今回参加者が機内に持ち込んでくれる手荷物10kgが3つ入るダンボール箱を4箱つくり、リッキーさんに送ってくれました。緊急送付しなくても、ハロアル2020で使用する物資は活動できるだけ準備してあります。ところが、ここに来てフィリピンのタール火山の噴火という緊急事態が起こってしまいました。私達もできる限りのことをしようという考えで、今回の緊急事態の支援を始めました。リスナーの皆様も、今まで以上に周りの人達に呼び掛けて、少しでも多くの物資を送れるようにご協力くださることをお願いします。
その他にもタール火山の被災者の方々にお米を支援するお金も必要です。お一人お一人の金額は多くなくても結構ですので協力してください。こちらも少しでも多くのお米が支援できるようにしたいと思います。よろしくお願い致します。
振り込先は 上田信用金庫 御代田支店
普通口座 口座番号 4008865
名義 フィリピン医療を支える会 代表 林 春二
ハロアル2020の出発まで残すところ20日になってしまいました。ここまでくると5回の事前研修を受ける高校生も少なくなり、診療室から若々しい高校生の声も少なくなりました。その分、患者さんから「頑張ってね」と優しい声をかけられる機会が増え、とてもほほえましく思います。
今年のハロアル2020はトール火山の噴火の推移を見ながら予断は許されませんが、こうして応援してくださる皆様方の期待に応えるためにも、更に念を入れて準備をし、出発に備えたいと思います。日本に残られる皆様にお願いがあります。今年の活動が無事終わり、スラムの人達に喜んでもらえる活動になるように、祈っていてください。
2020年1月17日