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ハロアル フィリピンへ行く! 2008年01月 
2008年01月11日〜14日に実施された“フィリピン医療アクティビティ”の報告です。
※写真は後ほどアップします。
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2008年「ハローアルソン」フィリピン医療ボランティア
今回の活動は2008年1月11日から14日にかけてフィリピンのパヤタス地区とトンド地区で行いました。
どちらの地区もフィリピンの中で最も恵まれない人たちが住んでいる地区です。
今回のボランティアは「ハローアルソン」チームと長野県のローターアクトクラブそしてフィリピンのロータリークラブとの合同の医療奉仕活動でした。
日本からの参加メンバーは当会から27名、長野ローターアクトクラブから20名、あわせて47名でした。この中には高等学校生が7名で、長野県岩村田高等学校生1名、小諸高等学校生1名、上田染谷丘高等学校生1名、軽井沢高等学校生2名、群馬県吉井高等学校生2名でした。
そもそもこの活動は 1.フィリピンの経済的に恵まれない人たちに歯科医療を提供すること 2.その活動を通して日本の豊かさを実感し、豊かな国に住むものとして恵まれない国の人たちに心を運ぶ優しさを育成すること。そして 3.この活動を若い大きな可能性を持つ高校生に体験してもらいこの活動の後継者として、これからの国際協力の担い手を育てるという目的で活動しています。
参加者の内訳
1.歯科医師10名 2.歯科衛生士3名 3.看護師1名 4.歯科助手2名 5.保育士2名 6.会社員2名 7.高校生7名 合計で27名です。
奉仕物資数
歯ブラシ 13万本
タオル 3000枚
石鹸 2400個
ぬいぐるみ
高校生カンパ
【具体的な奉仕活動】
第一日目
カウイット市、トラモー小学校で400名を対象に保健予防活動とタオルや石鹸の配布をしました。全校生徒が日の丸の小旗を振って歓迎してくれ参加者は大いに感動させられました。長野県小諸市坂の上小学校の全校生徒が集めてくれたぬいぐるみと3年3組の皆さんが書いてくれた寄せ書きを届けました。
第二日目
パヤタス地区、パヤタス小学校で1100名を対象に保健予防活動と221名の歯科治療(CR充填:25名・セメント充填:40名・抜歯:104名・クリーニング:30名・中止:2名)、タオルや歯ブラシの配布をして、学校に石鹸を贈呈しました。
ケソン市パヤタス地区は現在「スモーキーマウンテン」になっているところです。かつてマニアらにあったゴミ捨て場はものすごい量で、山のようだったことからスモーキーマウンテンと呼ばれていました。それが取り壊され、今ではマンションが連なっています。
そこに捨てられていたゴミは現在ここに運ばれています。平坦なマニラと違って起伏が多い事から「スモーキーバレー」といわれています。
ここで生活している人たちを「スカベンジャー」といいますが、捨てられた生ゴミの中から食べられるものなら何でも拾って食べているのですが、それでも三日に一度くらいしか食べられません。ゴミの中からビニール袋、アルミ缶などお金に換えられるものなら何でも集め、お金に換えています。しかし普通の生活をする金額には程遠く、どうにもならないひとばかりです。
ここはゴミ捨て場ですから飲み水が無く、2万5千人は飲料水に困っています。つい最近の火災で沢山の人が焼け出され避難生活をしていました。
今回の活動に使った学校にも水道は無く、ソライマン消防署の消防車で給水をしてもらいました。今回の患者さんは全てスモーキーバレー(ゴミの谷)の住人です。
第三日目
カビテ州ビナカヤン地区プールブリシタ孤児院と地区住民300人にお米と歯ブラシ、タオルの配布を行いました。家といっても竹を5センチ間隔で立ててあるだけで中は丸見え、家々をつなぐ道のあちこちに水溜りがあり、歩くこともままならないところに住んでいる人なのに、笑顔で明るく、人懐こくて救われました。ここでも住民が日の丸の小旗を手にして歓迎してくれ、目頭が熱くなるような気がしました。
今回は現地のロータリークラブの要請とフィリピン福祉事業開発省からの許可をもらい、長野県のローターアクトクラブと「ハローアルソン」フィリピン医療ボランティアの合同で行った奉仕活動でした。
ボランティアにはさまざまなものがありますが、このような国際医療ボランティアは特別な意味を持っています。
地球より重いといわれている人の命にかかわるボランティアに多感な時期にある高校生が参加したのですから彼らの人生観に大きな影響を与えたと思います。
現在のフィリピンには私たちの力を必要としている多くの人たちがいます。そして、この活動を続けることで私達日本人が忘れかけている思いやりや、やさしさを取り戻す力になるのではないかと思います。
医学博士・歯科医師 林 春二
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